WEKO3
アイテム
抗がん剤バイアル製剤の有効利用と安全使用に関する臨床薬学的研究
https://doi.org/10.14993/00000878
https://doi.org/10.14993/00000878ceb56ccf-83e1-4e83-afdf-eac8b5a13713
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| アイテムタイプ | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||
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| 公開日 | 2015-06-12 | |||||||||
| タイトル | ||||||||||
| タイトル | 抗がん剤バイアル製剤の有効利用と安全使用に関する臨床薬学的研究 | |||||||||
| タイトル | ||||||||||
| タイトル | The clinical pharmacy study on appropriate usage and safe handling of vial product containing anti-cancer drugs | |||||||||
| 言語 | en | |||||||||
| 言語 | ||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 | |||||||||
| 資源タイプ | doctoral thesis | |||||||||
| ID登録 | ||||||||||
| ID登録 | 10.14993/00000878 | |||||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||||
| アクセス権 | ||||||||||
| アクセス権 | open access | |||||||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||
| 著者 |
濵, 宏仁
× 濵, 宏仁
× Hama, Koji
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| 抄録 | ||||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
| 内容記述 | 抗がん剤バイアル製剤の薬剤費の削減等を含めた有効利用と安全使用に関する適正使用を目的とした臨床薬学的研究の以下の知見をまとめた. 日本薬局方に基づく保存効力試験を用いて微生物学的見地より抗がん剤バイアルの残液をMultidoseバイアルとして分割使用する際の安全性の確認を行った.その結果,イリノテカン,ビノレルビンでは,一部の真菌が抗がん剤の薬液中で増殖することを確認し,Multidoseバイアルとするのが好ましくないことを示した.また,エトポシド,パクリタキセル,シスプラチンおよびカルボプラチンについては,それらが抗菌的効果を有しており,Multidoseバイアルとして取り扱うことが可能であることを証明した. また,市販のクローズドシステムをMultidoseバイアルの調製に用いる場合の問題点や安全性について様々な観点から検討を行った.クローズドシステム(PhaSealとChemoCLAVE)における内腔容量部分の残液に起因する残存液量から,処方量が数mL程度と極めて少量の薬剤を調製する場合には,同システム内の残液に起因する誤差の割合が大きくなる可能性は否定できないが,通常の調製では残液に起因する誤差を考慮した調製手技を行う必要がないことを明らかした. PhaSealと金属針のMultidoseバイアル内への菌の混入の比較検討から,5回までの針の刺入による微生物学的汚染は,PhaSealと金属針ではほとんど変わりがないことを示した.また,頻回使用した場合の刺入部からの液漏れに関する耐久性の検討から,MultidoseバイアルにPhaSealを適用する場合,圧力コントロールのできるPhaSeal P21を使用するか,PhaSealソーラスを用いた減圧操作が必要であること,また,少なくとも30回までの針の刺入操作であれば,安全に使用可能であることを明らかにした. 抗がん剤バイアルをMultidoseバイアルとして使用した際の薬剤費削減の可能性を検討した.その結果,1施設あたり数百万円~数千万円の薬剤費の削減が可能であったことから,医療費の観点からの抗がん剤製剤のMultidoseバイアル導入の必要性を明らかにした. さらに,抗がん剤を取り扱う上での医療従事者の曝露とその回避策の問題に着目し,抗がん剤バイアルを取り扱う上でのその曝露を検証し,その回避方法としてバイアル洗浄の有効性を検討した.シクロホスファミド(CP)や5-フルオロウラシル(5-FU)ではバイアル表面汚染が汚染していること,さらに,防護策を講じることなくCPを取り扱っただけで体内に吸収されることを明らかにした.バイアル表面の汚染に関しては,洗浄によって除去されることを証明した. 以上,本研究により,微生物学的汚染の観点から安全性の担保を十分検証された製剤において抗がん剤バイアルをMultidoseとして残液を複数回使用することは,非常に有用であり,その導入は検討を推し進めることに値することを証明した.さらに,ゴム栓に頻回針を刺入することによる液漏れ等の問題の解決のためにクローズドシステムPhaSealが有用であることを証明した.また,抗がん剤バイアル製剤を取り扱う際の曝露対策の実施の必要性を示した.これらの知見は、医療の現場において、抗がん剤バイアル製剤という医療資源の有効利用とその取り扱い上の安全性に関する適正使用に資する有益な情報であると考える. |
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| 書誌情報 | p. 1-48 | |||||||||
| 学位授与番号 | ||||||||||
| 学位授与番号 | 乙第60号 | |||||||||
| 学位名 | ||||||||||
| 学位名 | 博士(薬学) | |||||||||
| 学位授与年月日 | ||||||||||
| 学位授与年月日 | 2013-11-30 | |||||||||
| 学位授与機関 | ||||||||||
| 学位授与機関識別子Scheme | kakenhi | |||||||||
| 学位授与機関識別子 | 34517 | |||||||||
| 学位授与機関名 | 武庫川女子大学 | |||||||||