WEKO3
アイテム
医療領域における臨床心理士の役割に関する研究
https://doi.org/10.14993/00000865
https://doi.org/10.14993/00000865000a66a5-1a4f-4a33-a1ee-367ce38c38c3
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
|---|---|---|
|
|
||
|
|
||
|
|
| アイテムタイプ | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公開日 | 2014-10-06 | |||||||||
| タイトル | ||||||||||
| タイトル | 医療領域における臨床心理士の役割に関する研究 | |||||||||
| 言語 | ||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 | |||||||||
| 資源タイプ | doctoral thesis | |||||||||
| ID登録 | ||||||||||
| ID登録 | 10.14993/00000865 | |||||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||||
| アクセス権 | ||||||||||
| アクセス権 | open access | |||||||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||
| 著者 |
長井, 直子
× 長井, 直子
× Nagai, Naoko
|
|||||||||
| 抄録 | ||||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
| 内容記述 | 本研究は、医師への調査研究と事例研究に関する実証データをもとに、医療領域における臨床心理士と他の医療職との協力関係、職務の専門性、臨床心理士への役割期待の3つの問題を明らかにし、今後期待される新たな臨床心理士像を提示することを目的として検討を行ったものである。 医師への調査研究では、臨床心理士の重要性、必要性については全診療科ともに高い評定値が得られ、今日の医療現場の中で、医師は、臨床心理士の職務に高い期待を持っているという結果が得られた。医療領域における臨床心理士の職務には、各診療科に特有なものと全診療科に共通するものとが明確に分かれており、臨床心理士は、この特有性と共通性をふまえて、医師と連携していく必要があるということがわかった。事例研究では、医療領域において、臨床心理士が活動するにあたり、患者、家族に対し、気持ちに寄り添った個別面接を提供することはもちろんのこと、自らの役割を認識し、医療チームといかに密に連携をとり、ケアにあたるかが重要であるということが分かった。 医療領域における臨床心理士は、第一に医療チームの中で専門職として臨床心理士が自らの資質と技能を高め、その能力と実績を示し、具体的業務を含め何が出来るかを限界も含めて明確にすること、そして医療チームに広く認識してもらった上で、その専門性をどのように活用するかを職種間で検討していくことが必要である。 第二に、臨床心理士の専門性を活用するうえで特に大切なのは、精神科との関係である。すなわち、精神科のある病院での臨床心理士の役割もあるが、精神科のない病院にいる臨床心理士がどのような役割を果たすべきであるかということである。 これまでとは異なり、臨床心理士が、医師とは独立した形で心理面接の依頼を受ける体制を整え活動することは、広義のチーム医療の実現につながると考えられ、また地域の精神医療にも貢献できうるものと考える。さらに、医療領域において勤務する臨床心理士数の確保や勤務体制の整備、その職務に対する評価の方法あるいは費用負担などの制度設計も併せて考えていくことが重要であるということがわかった。 第三に、現在の既存の活動にとどまらず、新たな課題として医療職への心理ケアや医師が関わる前の予診的な関わり、臨床心理的知見について医師をはじめとした医療職へ伝えていくこと、さらに臨床心理士自身が医療知識を習得することも課題となる。 上記のような取り組みを進めるとともに、臨床心理士の役割として最も大切なことである患者を全人的にとらえ、受け止め、心理的に支える関わりを行い、患者本人の生きる力や前向きに変化しようという意欲を引き出すことが大切である。臨床心理士にとってもっとも必要なことは、心を患う人の人間性の尊重と思いやりであり、そして、それに基づく専門家としての適正な援助である。臨床心理士の役割に根本的に期待されるのは、心を患う人、その家族や関わりのある周囲の人など、対象となるすべての人々の人間性の尊重であり、さらに、それに基づく心の問題を取り扱うにふさわしい専門家としての総合的能力であるといえる。 |
|||||||||
| 書誌情報 | p. 1-131 | |||||||||
| 学位授与番号 | ||||||||||
| 学位授与番号 | 甲第120号 | |||||||||
| 学位名 | ||||||||||
| 学位名 | 博士(臨床心理学) | |||||||||
| 学位授与年月日 | ||||||||||
| 学位授与年月日 | 2014-03-20 | |||||||||
| 学位授与機関 | ||||||||||
| 学位授与機関識別子Scheme | kakenhi | |||||||||
| 学位授与機関識別子 | 34517 | |||||||||
| 学位授与機関名 | 武庫川女子大学 | |||||||||