@article{oai:mukogawa.repo.nii.ac.jp:00002554, author = {神原, 一之 and KAMBARA, Kazuyuki and 神山, 貴弥 and KOHYAMA, Takaya and 矢野, 裕俊 and YANO, Hirotoshi}, journal = {教育学研究論集, Research Bulletin of Education}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は,教員志望学生の数学的アイデンティティの質問紙を作成し調査を行い,指導者としての数学的アイデンティティを高めることとA私立大学の算数教育カリキュラムの改善に関する示唆を得ることである。  教員志望で算数(または数学)科教育法を履修する前の4大学の2年生計204名を対象に,数学的アイデンティティに関する質問紙調査を行った結果,指導者としての数学的アイデンティティを認識レベルで高めるためには算数・数学学習の陶冶性・文化性・実用性の重要性をそれぞれ認識させる必要があることが示唆された。一方,指導者としての数学的アイデンティティを行動レベルで高めるには,未修の教育法や実習での学びの経験が必要となる可能性が示唆された。今後,縦断的な調査を通じて,この推測を検証していく必要がある。  また,A大学における算数関連カリキュラムにおいて,「算数・数学学習に関する態度」の向上よりも「算数・数学を学ぶ陶冶性・文化性・実用性に関する認識や陶冶性に関する意欲・習慣」を高める指導に重心をおいた指導を行うことが有効である可能性が示唆された。}, pages = {8--15}, title = {教員志望学生の数学的アイデンティティに関する調査研究―教育法を学修する前の大学2 年生を対象として―}, volume = {18}, year = {2023}, yomi = {カンバラ, カズユキ and コウヤマ, タカヤ and ヤノ, ヒロトシ} }