@article{oai:mukogawa.repo.nii.ac.jp:00002362, author = {西山, 裕子 and NISHIYAMA, Hiroko}, journal = {教育学研究論集, Research Bulletin of Education}, month = {Mar}, note = {英語文学の研究者は,「文学こそ最良の教材である」と説くが,その一方で,英語教育の現場で「消えた文学」1 への危機感を抱いている。本稿では,文学作品と英語教育との関係について,たびたび議論がなされてきた現状を踏まえながら,2020年度から,小学校,中学校,そして高等学校へと段階的に施行されてきた新学習指導要領の実施に伴い,英語文学教育を効果的に導入することで,英語のコア・カリキュラムで提唱されている学習目的が達成されることを示す。また,これまで英語文学研究においてほとんど議論の俎上に上がることがなかった問題点,例えば,教育学科において,小・中学校における英語文学の活用にむけて,中学校教諭第一種免許状(英語)取得を希望する学生がどのように英語文学に向き合うべきなのか,また,中学校の検定教科書で取り上げられることが多くあった,O.ヘンリーの短編小説“The Last Leaf”をめぐって,学生が将来,教師として英語文学教育を実践するときどのような取り組みが求められうるのかなどについて,調査結果をもとに,文学作品を用いた英語教育実践の可能性を探りたい。}, pages = {39--46}, title = {文学作品と英語教育―小・中学校における活用にむけた“The Last Leaf”の再評価―}, volume = {17}, year = {2022}, yomi = {ニシヤマ, ヒロコ} }