@article{oai:mukogawa.repo.nii.ac.jp:00002283, author = {萱村, 俊哉 and KAYAMURA, Toshiya}, journal = {武庫川女子大学情報教育研究センター紀要}, month = {Jul}, note = {集団には成員の自尊感情を維持させる機能がある。自尊感情を維持し心理的健康を保つために,現代の青年はLINE やFacebook などソーシャル・ネットワーク・システム(SNS)を介した集団を形成し,集団内での同調性を強めていく。しかし,SNS によってやり取りされる情報は,SNS の性質上,断片的であり,デフォルメされたものになりやすい。このためSNS では架空の情報(ファンタジー)が容易に共有されてしまう。SNS を媒介に何らかの「ファンタジー」を共有した集団にも,成員の自尊感情維持機能というプラス面はあるが,一方で,一般常識を喪失し,社会での適応を阻害するマイナス面もある。このような情報化社会において,青年の健全な人格発達のためには,SNSを媒介に構築される世間だけでなく,家庭,学校,職場,地域において直接的に他者とやり取りするリアルな対人関係に基づく世間を,これまで以上に大切にする必要があることを指摘した。}, pages = {22--24}, title = {情報化社会における青年の心理的健康:集団と自尊感情からの考察}, volume = {22}, year = {2014}, yomi = {カヤムラ, トシヤ} }