@article{oai:mukogawa.repo.nii.ac.jp:02000179, author = {竹本, 由美子 and TAKEMOTO, Yumiko}, journal = {生活環境学研究, Mukogawa Journal of Human Environmental Sciences}, month = {Dec}, note = {本年度から,生活環境学科の専門科目として新たに「被服学総合演習Ⅰ」を開講した。本演習では,これまでに学んできた繊維材料の知識を踏まえ,日本の繊維・アパレル産業の過去を振り返り,現在の問題や課題を理解し,未来を考える能力を養うことを目的としている。特に,地場産業や伝統工芸の分野では,様々な技術が継承されずに失われることが懸念される。また,繊維・アパレル産業はSDGsの観点からも,地球環境や労働者に配慮した生産システム及び資源の循環性にも取り組むことが求められている。本演習では,学生に日本の地場産業や伝統工芸を調べて知ることから始め,日本の繊維技術の魅力だけでなく,作り手や企業の理念についても理解し,多くの問題に も気づく機会になることを期待し演習をおこなった。演習課題では,各自が興味を持った地場産業や伝統工芸品などからテーマを設定し,地球環境に配慮しながらどのように新しく発信することができるのかを,学生自身が企画側となって模擬展示発表会を開催した。学生にとって,多くを学んだ演習になったことが,模擬展示発表会終了後のコメントからも確認できた。本報では,繊維・アパレル産業の現状と未来について解説したうえで,「被服学総合演習Ⅰ」の内容と模擬展示発表会の様子,その後のコメントから学生達が学び得たことについて紹介する。}, pages = {17--20}, title = {日本の伝統技術から繊維・アパレル産業の未来を考える―「被服学総合演習Ⅰ」の報告―}, volume = {11}, year = {2023}, yomi = {タケモト, ユミコ} }