@phdthesis{oai:mukogawa.repo.nii.ac.jp:02000002, author = {谷山, 優子 and TANIYAMA, Yuko}, month = {Mar}, note = {近年、社会の状況は大きく変化し、学校には、一人一人の子供に生きていく力を育み、生きていける社会を構築する取り組みが求められる。これからの社会を生きていく力を育成するには、より特別支援教育の理念を意識した視点をもって、目の前の一人一人の子供(障害のある子供はもとより、安全な生育環境[貧困を含む]が保障されていない子供、不登校やその傾向のある子供、外国にルーツのある子供、LGBT[性的少数者:セクシャルマイノリティ]の子供、ヤングケアラーなど教育的に弱い立場にある子供)を支援する特別支援教育の理念を基盤として提案していく必要がある。本研究では、特別支援教育を基に生きる力を育成する学校を創っていく要件を明らかにし、それらが具体的にどのように学校現場で取り組まれているかというプロセスを追究した。長期間のアクションリサーチで、特別支援教育を基に生きる力を育成する学校を創るプロセスとダイナミズムを追いながら要件を探究し、プロセスモデルを提案した。その結果、特別支援教育を基に生きる力を育成する学校を創るプロセスを見ていくことで、次の4つの要件が明らかになった。(1)特別支援教育に信念を持ちリーダーシップを発揮する校長。(2)熱意ある研究討議で研鑽する教員。(3)探究課題で自己肯定感を醸成する子供。(4)切れ目なく支援をつなぐ教員集団。これからの社会では、多様なニーズのある人々と共に生きていく力が求められる。子供に生きる力を育成するうえで、特別支援教育の理念の視点が不可欠であることを確認できた。}, school = {武庫川女子大学}, title = {特別支援教育の理念を基盤とした生きる力の育成に関する研究}, year = {2023}, yomi = {タニヤマ, ユウコ} }