@article{oai:mukogawa.repo.nii.ac.jp:00001922, author = {大津, 尚志 and OTSU, Takashi}, journal = {学校教育センター紀要, Bulletin of School Education Center}, month = {Mar}, note = {フランスの道徳・市民教育は,1950 年代にはいると小学校では,完成級で「道徳・市民教育」が学習されるようになる。1960 年代にはいると,徐々に小学校では道徳教育は行われなくなっていく。1960 年代は義務教育延長もあってコレージュへの進学者が増加していくが市民教育の時間に知育中心の学習が行われていた。前期中等教育の市民教育は1969 年の目覚まし教科の導入で低調となる。1975 年のアビ改革では学習プログラムに道徳教育,市民教育にかかわる事項が詳細にかかれる。道徳教育だけでなく,市民として持つべき道徳教育の方向に記述がふえ,同時に学校自体が「民主主義の習得の場」「市民教育の場」とされる観念が強まる。それらは,1947 年に発表された「ランジュヴァン・ワロン計画」において「学校は市民の育成の場」などさまざまな道徳・市民教育に関する提言が行われていたが,その実現の過程とみることもできる。}, pages = {26--38}, title = {フランス1950~70 年代の道徳・市民教育}, volume = {5}, year = {2020}, yomi = {オオツ, タカシ} }