@article{oai:mukogawa.repo.nii.ac.jp:00001489, author = {大津, 尚志 and OTSU, Takashi}, journal = {学校教育センター年報}, month = {Mar}, note = {フランスの小学校において,1882 年法により「道徳・市民」科が導入された。同法の制定後,「宗教なき道徳教育」「神なき道徳教育」がおこなわれていくこととなる。第一次世界大戦をへて1923 年になると新たな学習プログラムが作成された。それは,当時既にさかんになりつつあった「新教育」の影響をうけたものであり,子どもの自発性を重視するものである。話をきかせることや子どもに朗読させるという方法がとられることが多かった。学習プログラムが教育実践に呼応して作成されるというところが多々ある。当時のフランスの小学校で教えられている道徳教育の内容は,勤勉や清潔,やさしさなどの「『よき児童』の道徳」であり,それは19 世紀に宗教教育が行われていた時期からほぼ変容していない。それ以外に関しては,良心の自由が保障されているなか,道徳教育は消極的なものであるべきとされており,どのような道徳性(や宗教性)を身につけるかはあくまで本人の自由に任せられていたところがあった。}, pages = {77--88}, title = {第一次世界大戦後フランスの道徳・市民教育カリキュラム}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {オオツ, タカシ} }