@article{oai:mukogawa.repo.nii.ac.jp:00001317, author = {大津, 尚志 and OTSU, Takashi}, journal = {教育学研究論集}, month = {Mar}, note = {第三共和政期フランスではフェリー法の成立後、道徳教育から宗教の排除が法定される。「道徳・市民教育」の内容は学習プログラムに規定されたものの、実際に全くその通りに行われたわけではない。フェリー退陣後教育行政に大きな影響をもつのは初等教育局長のビュイッソンである。当初「善の宗教」を教えることが目指されたといわれる。20 世紀に入ってからは修道会の教育からのさらなる排除が目指され、宗教を排した「道徳」教育をうける児童は増加する。実証主義に基づく「社会学的道徳」「科学的道徳」「功利主義的道徳」の構築が試みられた。この時期に学校全体をとおして「勤勉」「親切」などの道徳的価値が教えられていたといえるが、それは宗教教育全盛の第二帝政ファルー法下の時代と連続するものといえる。}, pages = {1--8}, title = {フランスにおけるフェリー退陣以降の道徳・市民教育(1885-1914)}, volume = {13}, year = {2018}, yomi = {オオツ, タカシ} }