WEKO3
アイテム
学生のピア関係に注目した大学教育実践の研究
https://doi.org/10.14993/00001234
https://doi.org/10.14993/000012341921046e-499e-4e84-8a78-0f35f0d6a38b
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
|---|---|---|
|
|
||
|
|
||
|
|
| アイテムタイプ | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公開日 | 2018-06-11 | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | 学生のピア関係に注目した大学教育実践の研究 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | A Study on the Educational Practices Based on the Students' Peer Relationships in a Japanese University | |||||||||||
| 言語 | en | |||||||||||
| 言語 | ||||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 | |||||||||||
| 資源タイプ | doctoral thesis | |||||||||||
| ID登録 | ||||||||||||
| ID登録 | 10.14993/00001234 | |||||||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||
| アクセス権 | ||||||||||||
| アクセス権 | open access | |||||||||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||||
| 著者 |
宮橋, 小百合
× 宮橋, 小百合
|
|||||||||||
| 抄録 | ||||||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
| 内容記述 | 本論文は、日本の大学教育における「学生のピア関係」に基づく実践とそれがもつ教育的な意義について、近年実践されその重要性が認識されている初年次教育に即して検討しようとしているものである。ここでは学生のピア関係形成を促進するような取り組みやプログラムをもつ教育実践を「ピア関係に基づく実践」と呼ぶ。 学生のピア関係とは、peerすなわち「仲間」として、時に「先輩―後輩」として、学生の共同的で相互支援的で、教え合い学び合うような関係をいう。大学教育は歴史的に見ても、教授と学生の非対称的な関係性、教授と教授、学生と学生の対称的で相互的な関係性、フンボルト理念に見られる教授と学生の相互的で対称的な関係性といった様々な関係が複雑に連関する形で展開されてきた。これらの関係性が織りなす複雑な連関の中でも、学生のピア関係は、現代日本の大学教育の中で重要性を増している。 本研究の目的は、大学教育における学生のピア関係に基づく実践を、事例をもとにその検討を行い、そうした実践が大学教育においてもつ意義を明らかにすることである。 本研究では、第1章で、先行する事例として、いち早く大衆化・ユニバーサル化が起こったアメリカの高等教育における学生のピア関係に基づく実践が制度化された経緯と、日本において1990年代以降に行われた実践を概括し、分析のための枠組みを設定した。 次に第2章、第3章、第4章では、学生のピア関係に基づく実践の事例としてとり上げた大学において、初年次教育カリキュラムおよび「ピア・リーダー制度」が実際にどのように意図され、実施され、達成されたのかについて5つのインタビュー調査をもとに検討した。 第5章第1節では、国際教育到達度評価学会(International Association for the Evaluation of Educational Achievement)が学力の国際調査で用いるカリキュラムの3つの次元に即して実践を分析した。3つの次元とは、“意図したカリキュラム”、“実施したカリキュラム”、“達成したカリキュラム”である。最後に第5章第2節では、事例としてとり上げた大学教育実践が、教授団・ピア・リーダー・1年生の3者の関係によって成立していることについて検討し、その意義について考察した。 その結果、1年生とピア・リーダーの双方に、それぞれ意図していなかった力が達成されたことを明らかにした。そうした達成の土台には、ピア関係の形成があり、学生同士のピア関係が形成されたからこそ、そのような達成がなされたことがわかった。それらの達成は、ピア・リーダーの働きによって築かれた学生の相互的なピア関係性を基盤として初めて可能となったと考えられる。 さらにこの研究では、それまで教授団と学生集団という2者関係でしか見られなかった大学教育において、教授、ピア・リーダー、1年生という3者の関係の間での相互行為として実践を捉えることが可能であり、また必要でもあることを明らかにした。現在の大学が置かれている状況を見ると、学生のピア関係形成を促進するようなカリキュラムや取り組みを大学教育の一部に意図的に組み込み、学生同士の関係づくりを支援することで、教授、ピア・リーダー、1年生といった3者の関係が成立し、ピア・リーダーからの間接的な指導を含むピア関係に支えられることによって、重要な学び合いが成立していることが明らかとなった。 本研究は、十分に関心の対象とはならず、関心が向けられても周辺的で付随的なものとして見なされていた学生のピア関係に基づく学習とそれを促す実践に光を当て、それがユニバーサル段階にある現在の大学教育において、学生のピア関係に基づく実践が初年次教育のような領域ではとりわけ重要性をもつものであることを明らかにし、今や大学教育実践の重要なパーツとなっていることを事例の分析を通してして示すことができた。 しかし、本研究は学生のピア関係という一部を取り上げたのであり、大学教育における様々なメンバーの関わりの全体性については検討されていない。そのような視点において、大学教育における学生のピア関係に基づく学習にかかわる研究を発展させていくことが今後の課題として残されている。 |
|||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 書誌情報 |
p. 1-139 |
|||||||||||
| 学位授与番号 | ||||||||||||
| 学位授与番号 | 甲第153号 | |||||||||||
| 学位名 | ||||||||||||
| 学位名 | 博士(教育学) | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 学位授与年月日 | ||||||||||||
| 学位授与年月日 | 2018-03-21 | |||||||||||
| 学位授与機関 | ||||||||||||
| 学位授与機関識別子Scheme | kakenhi | |||||||||||
| 学位授与機関識別子 | 34517 | |||||||||||
| 学位授与機関名 | 武庫川女子大学 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||